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ロボットの人工知能が人間の知能を超える問題とは… [ロボット]


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赤ちゃんにできることができなかった人工知能

2045年には人工知能が、人間の知能を超えるという予測が専門家から発表されているがどうなるのだろうか。。

「2045年問題」とは2045年にはコンピューターの性能が人間の脳を超えるという予測です。あくまで予測ですがコンピューターチップの性能が18ヶ月(1.5年)毎に2倍になると予測した「ムーアの法則」に基づいて作られているそうです。

鉄腕アトムなどのロボットが登場するマンガやアニメは子どもたちに大きな影響を与えていましたよね。その中には科学者や技術者に成長し、本当にロボットを作りり始めた人たちも多いという現実もあります。今、社会のあちらこちらでさまざまなロボットを見掛けるようになってきましたよね。

ロボット技術は今後どこまで発達するのだろうか。そしてまさかではあるがやがて人間に代わってしまうのだろうか。。少し怖い気もするが、ロボットの開発は止まらない。ロボットがいる社会が、明るく共存していてほしいと個人的には願います!

ロボットの脳に相当する人工知能( A I )の研究が始まったのは、意外と古く1956 年だったといいます。「人間で言えば還暦を迎える」と言い、その過程は紆余曲折で、人工知能は「できる」「いや、できない」という期待と失望の繰り返しだったそうだ。最初は単純なプログラムで家電製品の制御などに使われていました。やがて技術的な革新があり将棋プログラムや掃除用ロボットなど、限られた分野で役立つレベルにまで達しました。

その後、推論や検索、知識ベースを高度に処理できる技術も開発され、チェスで名人を破ったり、クイズ番組でチャンピオンに勝てるようになっていきました。さらに2000年代に入って、サンプルデータをもとにルールや知識を自ら学ぶ「機械学習」も可能になりました。

人工知能の定義はいろいろあるのですが、特に最近注目を集めているディープラーニングという技術は『気付くコンピューター』へ可能性を開いたと言うことができます。大量のデータの中から意味を持つもの、特徴量と呼ばれる注目ポイントを自ら選び出して、現象をモデル化(模擬化)できるコンピューターです。

対象が何であるかさえ認識できれば、推論や検索などは高度にできるので、人工知能の技術は飛躍的に伸びます。しかしこれまでは、何が特徴量なのかは、人間が最初に教えなくてはなりませんでした」人間の赤ちゃんでも自らやっている、特徴量の学習と認識という処理が、コンピューターにはとても難しく、ここがボトルネックだったのです。
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自ら注目ポイントを学び続けることで、人の知能を超えられるのか?

人工知能には、計算機上で人間の脳の神経回路を真似た「ニューラルネットワーク(人工神経回路)」という手法があります。コンピューターに学習能力を持たせて、手書き文字を認識させるのに有効な方法です。手書き文字が何を表しているのか、3層構造で認識していく。

まず手書き文字を入れる入力層(例えばなぐり書きした数字の3)、次にその文字が何であるかを検討する中間層(縦棒があるか、右側の膨らみがあるか?)、最後に何が書かれているかを判断する出力層(これは3だ)。この中間層を重ねれば、複雑な文字や記号、目の前の現象が何を表しているのか、人間のように認識できるかもしれないと考えられました。しかし中間層をいくら重ねても精度はあまり上がらなかった。

この難関を突破したのが2012年に一躍注目を集めた「ディープラーニング」。この手法は、ニューラルネットワークを多層(ディープ)にして、コンピューター上のデータ記号を実世界に結び付けられるようにした。

実際、IT企業のグーグルが、いろいろな画像をコンピューターに大量に入力しディープラーニングを行ったところ、「ネコ」や「人の顔」の特徴量を自ら学ぶことに成功したと言います。

これが出来上がれば、コンピューターはいろいろな画像の中で「ネコ」の画像を見つけられるようになります。この画像認識の正答率はすでに人間の平均を超えている状況です。この人工知能をロボットに搭載し身体性を与えたら、赤ちゃんが成長するように発達するのだろうか?


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「人間は、知能と生命を有し、長い年月を経て進化してきた生き物です。人工知能やロボットに生命はありません。進化も経ておらず、そもそも生き延びたいという欲求がない。人間は、生き残るために助け合いますが、進化を経ていない人工知能はそんなことをしません

ある専門家はロボットは人間とは同じにはならないと断言します。「社会や人生の目的が何なのかということまで、人工知能に考えさせるのは困難です。目的は何なのか。そこを考えられるのは人間しかなく、ここの必要性がより明示的になっているのです。これからは、人文社会科学の研究がもっと必要になるのではないでしょうか」と語っています。

例えば、車の自動走行が人工知能で安全にできたら、法定速度は時速200 ㎞でも大丈夫かもしれないそうです。しかし、万が一の事故を考えれば、もう少し遅い方がいいかもしれないです。。
今までなんとなく決めていたルールも、今後はより意識的に考えなくてはならない。

「世の中にはいろいろな価値観を持った人がいます。目的を明確にするにはここの調整も必要で、これも人間にしかできません。これからの社会を担う若い人には、なるべく多くの人に会い、海外にも行きいろいろな考えに触れてもらうことで新しいステージを切り開いていくことを願いたい」と私も感じます。


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