ジョコビッチ悲願の男子テニス全仏オープン2016初優勝のグランドスラムと動画 [スポーツ]
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悲願の全仏オープン制覇を達成した王者
男子シングルス決勝で第１シードのノバク・ジョコビッチ（２９＝セルビア）が大会初優勝を果たし、史上８人目の生涯グランドスラムを達成しています。第２シードのアンディ・マリー（２９＝英国）に逆転勝ちしており、悲願の優勝を果たしています。さらに優勝賞金２００万ユーロ（約２億４２００万円）も獲得しており、ジョコビッチ時代がこれからも続きそうで、世界１位の強さはどんな状況にあっても揺るぎなく史上８人目の生涯グランドスラムはもちろん、４大大会４連勝は史上３人目という快挙なのです。スポンサーリンク
優勝を果たしたジョコビッチ選手は「私にとって特別な瞬間。ここまでのキャリアの中でも最も感動した瞬間かもしれない」と語っており、過去１１度、４大大会を制していた現役最強の選手も全仏は目前の優勝を逃してきただけに喜びは格別な様子です。
第４セット、Ａ・マリーのバックハンドがネットして勝利が決まった瞬間、ジョコビッチはローランギャロスの赤土の上に大の字になり、顔を両手で覆った。そして同い年のライバルと健闘を称え合う抱擁を実現して、ラケットを手に再びコートに戻るとラケットでハートを描き、そこに再び寝転がっており、１９９７、２０００、２００１年と全仏を３度制したグスタボ・クエルテンさん（ブラジル）を真似たパフォーマンスで会場を沸かしています。
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「きょう大事だったのはファンとのつながりであり、この大会の歴史との絆だった。自分は歴史ある大会の優勝者の１人にすぎない」と謙そんしたジョコビッチ選手の顔には歴史に新たな１ページを刻んだ誇りに満ちていた様子です。
これまでジョコビッチ選手は全仏では３度の準優勝にとどまってきたが「周りも期待しているし、自分も準備はできている」と臨んだ今年の大会なのです。決勝でバブリンカ（スイス）に苦杯をなめた昨年の悪夢は繰り返さないように挑みました。第１セットこそミスが目立ち、３―６で落としたものの、集中力を高め、鉄壁の守備を軸にすぐさま試合をひっくり返した。世界１位と２位による最高の顔合わせとなった決勝戦。１１歳の時から競い合ってきた同い年のライバルを粉砕し、最高の栄誉を勝ち取っています。
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ジョコビッチ選手とは…
◆ノバク・ジョコビッチ選手の特徴！
セルビア・ベオグラード出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス1位、ダブルス114位。ATPツアーでシングルス60勝、ダブルス1勝。身長188cm、体重80kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
◆プレースタイル
世界最高の守備力を持つアグレッシブ・ベースライナー。とにかく守りが堅い。フットワークと反応速度・柔軟性でどんな球でもどんな体勢でも的確に返し、隙を見て一気に叩く。またサーブやストロークなど攻撃面でも優れている万能プレイヤー。
◆独自の食生活「グルテンフリー」とは
グルテンフリーとは、グルテンという植物性たんぱく質を排除した食生活のことです。米国ではジョコビッチ選手の躍進と本人が実践した「グルテンフリー」のダイエット本の影響も手伝って、2012年頃からグルテンフリーダイエットと呼ばれるダイエットが大人気なっておりレディ・ガガ、ヴィクトリア・ベッカム、マイリー・サイラス、ジェシカ・シンプソンなどの人気女優もハマる食生活です。
◆グランドスラムとは…
テニスの４大大会とは「４大大会」＝「グランドスラム」でテニスの４つの世界大会です。毎年開催されテニストーナメント戦としては世界最大規模で男女共催で実施されます。
この４つとは、次の大会を指します。
・全豪オープン
・全仏オープン
・全英オープン（ウィンブルドン選手権）
・全米オープン
今回実施された全仏オープンの特徴として４大大会の中では唯一、クレーコートと言われる赤土のあるコートで開催されます。
赤土はレンガの粉です。このクレーコートは雨が降ると土が水分を含んで重くなり、ボールがあまり弾まないようになります。また晴天が続き、土が十分乾けば、逆にボールが高く弾むようになる・・・といった天候によってもボールの跳ね方が変わってしまうコートです。
その為常にボールとの向き合い方が変わりますし、メンタル面でのバランスも他の大会以上に必要とされるので非常に高度な技術が要される大会となります。この全仏オープンは４大大会の中でも最も過酷なトーナメントとして名高いなのです。
過酷な全仏オープン2016を制した動画はこちら！
参照元:https://youtu.be/dKwbom7pPd8
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