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柏木陽介(かしわぎようすけ)とレオシルバの高度な駆け引きとは… [スポーツ]


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実力者同士のマッチアップとは…

実力を認め合う選手同士のマッチアップが観られた試合があった。それは5月14日の浦和レッズ対アルビレックス新潟の一戦はスコアレスドローに終わったが、中盤で見応えのあるマッチアップを展開したのは両チームのボランチの浦和の日本代表MF柏木陽介選手と新潟のブラジル人MFレオ・シルバ選手でした。前半に良さを出す場面が多かったのは、柏木選手の方で「前半に関しては自分のプレーに満足できているし、これくらいターンしていけるプレーができればと思っている」と振り返るように、プレッシャーを受けながら後方から預けられたボールをバックパスで戻すのではなく、積極的に前を向くプレーで浦和の攻撃にリズムを与えていました。前半15分には、セカンドボールに反応して左足で強烈なミドルシュートを放った。相手GKにセーブされたものの、課題として意識している得点力アップに貪欲に取り組む姿勢が感じるプレーだった。

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その後も同20分の浦和がPKを獲得したシーンでも、中盤で前を向いた柏木は右サイドを駆け上がるMF関根貴大を視野に入れつつ、そこに相手DFが引きつけられたのを見極めて攻撃参加したDF森脇良太へパス。そこからMF武藤雄樹、FW興梠慎三とスムーズにボールがつながってPK奪取につながりましたが、結果的にこのPKは興梠が失敗してしまいました。

後半に見せ場を作っていったのがレオ・シルバ選手でした。浦和の快進撃を支えているのは前線からの猛烈なプレスですが、2人に挟まれても簡単にパスコースを見つけてボールを捌き、寄せが少しでも遅れれば前を向いて攻撃につなげるプレーを見せた。もちろん職人芸とも評されるボール奪取能力は健在だったが、足下の技術でも確かな実力を見せつけた。新潟の戦術が機能したこともあり、柏木選手の攻撃に絡む回数は前半に比べて大きく減退する結果になった。

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レオ・シルバ選手自身は、柏木とのマッチアップに対して試合前から重要な役割として楽しみにしていたと話しており「日本代表に選ばれるクオリティーの高い選手との戦いで、すごく楽しみにしていた。今日はその戦いのなかで、彼に決定的な仕事をさせないことができたと思う。それによって、浦和の狙いの一つを消すことができたのではないか。相手のプレスを外すのは僕の狙っていたこと。彼らはプレッシャーをかけながら、休む瞬間がある。その瞬間を狙うという繰り返しを継続できたことが、相手のリズムを崩すことにつながったと思う」としてやったりの表情で語っています。
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後半に入り戦況が逆転したのは…

一方の柏木選手は、後半に入ってレオ・シルバ選手がより自身に対する警戒感を強めたことで難しいゲームになったという印象を語っており「楽しみと言ってもらえるのは、すごくありがたいこと。やっていて良い選手だとあらためて思ったし、海外選手ならではの身体能力もある。前半は余裕があって怖がらずにプレーできたけど、味方との距離が空いてマンツーマンになっていくと、怖いわけではないけど味方と近くでプレーした方がその後のカバーを考えても良いと判断した。ただ、相手がそういう狙いを持っているというのは感じながらプレーしていた。Jリーグのなかでも、やりがいのある選手だと思う」と相手へのリスペクトをしています。

チームの中心選手であるボランチ同士のマッチアップは、試合の行方に大きな影響を与えることになる。前半に良さを出した柏木と、後半に存在感を放ったレオ・シルバの姿を見れば、この日の引き分けという結果も妥当なのかもしれない。しかし、リーグでもトップクラスの選手同士の対決は、順位に関係なく魅力的なものだった。
こちらから柏木選手の大宮戦の決勝ゴール動画も確認できます!


引用元:https://youtu.be/X9mOZkbev1c


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