リオ五輪サッカーの出場国と日程とオーバーエイジ枠メンバーを予想… [スポーツ]
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リオ五輪出場権獲得の裏側では
1月でドーハで行われたサッカー・リオデジャネイロ五輪男子のアジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権で、前評判の低いチームをアジア王者へと導き、一躍時の人となった。準決勝ではイラクに勝利して6大会連続の五輪切符を獲得した後、ピッチに横になって写真に納まった姿は記憶にあたらしいところです。手倉森監督は仙台監督を6季務めた後、2014年から五輪代表監督を率いています。
「五輪に出るのが当然という風潮の中、厳しい大会になるが、乗り越えた時に勝ち取るものが大きいと選手には伝えた。選手として成長する前に、人として成長しなければならないとも話した」
合宿や海外遠征に70人近い選手を呼び、それぞれに代表候補としての自覚を促しています。
さらには人間性を重視し、寺で座禅を体験させたり、小児病棟に入院する自動らと交流させたりしたこともあった。
組織力に優れる日本の特長を生かし、守備に重点を置いてチーム作りを進めた。
合言葉は「点が取れないなら、取らせるな」
粘り強く守る意識を徹底的に植えつけた!
なかなか結果が出ない中でも根気強く指導し、選手たちを鼓舞し続けた。
最終予選は選手の疲労蓄積を防ぎ、競争意識も失わせないため、大幅に先発メンバーを入れ替えて戦った!
手倉森監督いわく
「成長過程の選手を、お前らがベストと決めつけたくなかった。大会前に「何戦は誰!」と先発を書いて、相当入れ替わっていくなと想定していたら、その通り進んだ。点の取り方はあまりに劇的すぎる。そこはイメージになかった。」
選手を競わせつつ、チームの一体感が損なわれなかった背景には指揮官の「心配り」があったようだ!
先発を外す選手には、明確にその理由を説明しています。
例えば、準々決勝のイラン戦は試合当日に、先発予定のMF豊川(岡山)をベンチスタートに変更しています。
「試合の朝、ひらめきで決めた!豊川には「こう着状態になった時にお前の得点力と守備力が効いてくる」と話した。その通りの役割を果たしてくれた」と手倉森監督は語っています。
また、4試合に出場していた山中亮輔選手(J1)は手倉森監督のことを
「気持ちの面でも試合に向けて選手をのせてくれて、戦う集団にするのが上手い監督だと思う。前日練習でもだ誰が試合に出るか分からない状況なので、一人一人がしっかり準備するようになった。ダジャレは試合前ミーティングでも言うので、反応に困ることも時にあるが、和ませてくれるのはありがたい。」とチームの結束力を高めてくれる印象ですね。
■最終予選の激闘の記事はコチラからもご確認いただけます!
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リオ五輪の出場国は
さて今年の8月に本番を迎えるリオ五輪のサッカー競技には16チームが出場可能です。開催国:ブラジル
欧州4か国:ドイツ、ポルトガル、スウェーデン、デンマーク
アフリカ3か国:ナイジェリア、アルジェリア、南アフリカ
南米1.5か国:アルゼンチン、大陸間プンレーオフの勝者
北中米・カリブ海2.5か国:メキシコ、ホンジュラス、大陸間プレーオフの勝者
オセアニア1か国:フィジー
アジア3か国:日本、韓国、イラク
大陸間プレーオフは3位のアメリカと南米2位のコロンビアとプレーオフに臨み、試合は3月25日と29日にホーム&アウェー方式でに行われ、最後の16チーム目が決まります。
なお、リオ五輪本大会の男子サッカーの日程は以下のとおりです
■グループステージ
第1戦:8月4日(木)
第2戦:8月7日(日)
第3戦:8月10日(水)
■ノックアウトステージ
準々決勝:8月13日(土)
準決勝:8月17日(水)
3位決定戦・決勝:8月20日(土)
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リオ五輪のオーバエイジ枠の活用は…
さらには2月19日に日本サッカー協会の霜田技術委員長はUー23日本代表について、3人まで登録できる24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠を活用すると発表しています。霜田氏は「OAを使って最強のチームを作る方針になった。メダルを取るため最大限、チームをサポートしたい。」と語っています。日本はこれまで5大会連続で五輪本大会に出場する中、3大会でOA枠を活用しています。
4位に入ったロンドンでは、OA枠で選出されたフル代表のDF吉田が主将を努め、守備力アップに貢献しています。今回招集するポジションは、3月の欧州遠征や4月の組合せ抽選を踏まえて決定する方針とのことです。霜田氏は「最終的には対戦相手が決まってからOAの人選に入りたい」語っています。
※OAを含めて、Jクラブからの招集は1クラブ3人以内することになっています。
手倉森ジャパンの24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の候補に、1FCケルンのFW大迫勇也(25)選手、鹿島のMF柴崎岳(23)選手が挙がっていることが判明しています。日本協会側は「五輪出場に強い意欲を持っている」ことを条件にリストアップしており、関係者によるとロンドン五輪直前で落選した大迫や、谷間の世代で五輪に縁遠かった柴崎が候補に挙がっている模様です。
特に大迫選手は前回の五輪本大会直前に落選しており、「悔しい思いをした分、反骨心を持ってやってきた」と14年1月にドイツに移籍し、同年のブラジルW杯のメンバーに入っています。
また柴崎選手については、若い代表を五輪で鍛える「リオ経由ロシア行き」という協会方針に合致する人材として名前が挙がっているそうです。
さらにGKは手倉森監督と佐藤洋平GKコーチ(43)が仙台時代に指導した方針を知り尽くした広島の元日本代表GK林卓人(33)が候補に挙がっています。昨季はJ1最少の30失点で年間優勝に貢献した守護神は、手倉森監督のサッカーを熟知しているのが何よりの強みで、正式に五輪が決まったことで今後は所属クラブとの交渉を開始するそうです!
個人的にはボランチあたりの選手が気になり、
フル代表経験者のJ1広島の「青山敏弘選手」やJ1鹿島の「柴崎岳選手」が加わったら面白いかなぁと思います。それは世界の強豪と対戦した際に押し込まれる時間が長い時とかに1本のパスで打開できる展開力のある選手がカウンターから得点をサポートする事が重要であると感じているからです!
■最終予選メンバー
▽GK
1櫛引政敏(清水)
22杉本大地(京都)
23中村航輔(福岡)
▽DF
2松原健(新潟)
12室屋成(FC東京)
15亀川諒史(福岡)
6山中亮輔(柏)
5植田直通(鹿島)
4岩波拓也(神戸)
13奈良竜樹(FC東京)
▽MF
8大島僚太(川崎F)
3遠藤航(浦和)
7原川力(川崎F)
19井手口陽介(G大阪)
21矢島慎也(岡山)
10中島翔哉(FC東京)
18南野拓実(ザルツブルク)
▽FW
11久保裕也(ヤングボーイズ)
16浅野拓磨(広島)
9鈴木武蔵(水戸)
20オナイウ阿道(千葉)
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