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マイナス金利の影響で消費者の家計に及ぼす事とは… [社会]


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マイナス金利は民間銀行向けの金融政策です!

 銀行が保有している日本国債を日銀が買い取って民間銀行の保有するお金の量を増やしました。民間銀行の保有するお金の量が増えれば、銀行から企業への融資も増えて、企業側も業務を拡大したり、利益を出しやすい環境になります。

しかし銀行は日銀から供給されたお金を、日銀にそのまま預けた状況が横行してしまったんですね。さらに日銀に預けられたお金は何もしなくても0.1%の金利がつき、民間銀行側からしたら融資を拡大させるよりは、日銀に預けておいたほうがリスクも少なく安心であると言う認識が強まったのかもしれません!

日銀に預けているお金がどんどん増えては金融緩和の意味が無いので、日銀の当座預金に預けているお金は0.1%の金利を付けるのではなく、ペナルティとしてマイナス0.1%にしますよ!というのが今回のマイナス金利政策です。また預けていたお金の全てではなくて、2月16日以降に預金したものだけが対象になります。 




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マイナス金利政策の消費者への影響は…

日銀のマイナス金利政策導入の影響が消費者の間にも広がっているようです。「たんす預金」のための家庭用金庫や、利回りのよい百貨店の積み立てなどに人気が集まる一方で、住宅ローンの金利も低下し、借り換えを検討する好機となりそうです。

 「マイナス金利対策の影響でも注目されてます!」。島忠が運営するホームセンターの某店舗では、2月中旬から売り場にこんなポップを掲げてあったそうなんです。同社全体では金庫の売上高が直近の1カ月で前年同期に比べ1・7倍、15~21日の1週間は、同2・5倍になった。

 「銀行預金の金利も将来、マイナスになるのでは」という不安から、「たんす預金」用の金庫を求める人が増えているようなのが、現況です!

 ただ学識者らで構成する金融法委員会は「預金の利息を預金者が支払うことは契約上できない」とする見解を発表。ファイナンシャルプランナーの新美昌也さんは「たんす預金は盗難などのリスクもある。冷静な対応を」と呼びかけています。
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コツコツ積み立てで家計に一番の好影響を与えるモノは…

ただ預金金利はマイナスにこそならないものの、三菱東京UFJ、みずほ、三井住友の大手3行などが早くも普通預金金利を過去最低水準の0・001%に引き下げた。

そうした中、百貨店の「友の会」の積み立てを始める人が急増しています。毎月3千~5万円を1年間積み立てると、13カ月分の商品券やポイントを受け取れるものが多く、年利換算で8%以上に相当する場合もあります。高島屋では2月1~21日、新規入会件数が前年同期比66・5%増。三越伊勢丹も15日以降、1日当たりの新規申し込みが倍増してます。

 また大手旅行代理店、JTBの旅行積み立て「たびたびバンク」も2月以降、インターネットを通じた申し込みが前年同期比で3・6倍に。一定額を積み立てて満期にサービス額分を含めた旅行券が受け取れるプランや、積立期間や額を自由に決められるプランなどもあり、年利換算で1・5~1・75%の利回りが見込めます。

毎月1万円減額もあり得ます!一方、住宅ローンを組んでいる人には恩恵がありそうです。貸出金利も下落しているため、借り換えで返済額が減る可能性があります。住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供し、契約時の金利が最長35年間変わらない「フラット35」の2月の金利(返済期間21~35年、借入率9割以下)は、1・48~2・03%(金融機関により異なる)。同機構によると、5年前の2月の金利は2・55~3・5%。最低金利で比較すると、残高2千万円、返済期間が残り30年の場合、単純計算で返済総額が約380万円、毎月の返済額は約1万円減ります。

「借り換えには事務手数料などで数十万円かかるが、残高1千万円以上、残り期間10年以上の場合などは検討する価値はある」と専門家は話しています!


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